Sync Journalは、元々「理想と現実」というテーマから生まれました。
そのため、ページの左半分は「理想」を描くためのエリアとして「DREAM」という項目で、対して右側の半分は「現実」を記録するためのエリアとして「REAL」という項目になっています。

今回の記事は「REALエリアの使い方」を解説します。
この記事は「ProtoType.ver」に関する内容となります。
Point①
「REAL」を書く時の心構え
ProtoType.verの「DREAMエリア」の記事でも、心構えからお伝えしましたが、「REALエリア」においても同じように心構え(マインドセット)が大切です。
「REAL」は淡々と現実を記録すればいいだけなのですが、
- スマホを触ってるうちに時間が過ぎていた
- 成果があがったことを成し遂げられなかった
など、書きにくいことや、書きたくないことがあって、『書かない』ということが起きてしまう可能性があります。
しかし、それでは「理想」と「現実」のギャップを見つけることができず、手帳の効果が半減してしまいます。
書いたことを他人に見せるわけでもなく、自分だけが振り返る単なる記録ですから、感情を遠ざけて、なるべく目を背けずに「ありのまま」を書きましょう。

現実は、直視したくないことの方がが多いですもんね。
気持ちはわかります。
が、ありのままを書きましょう。
Point②
2つの項目の使い分け(REAL編)
こちらも「DREAM」同様、「MEMO」と「TIME」の2つに分かれています。
それぞれの役割を解説します。
REALのTIME欄
現実を記録するときは、先に「TIME欄」を使いましょう。
何も、むずかしいことはありません。
書く内容は決まってます。
「自分のした行動」です。

その時間帯に何をしていたか?が。思い出せるように、「時間」と「キーワード」をちょこっとメモしておけばいいよ。
スペースが狭くて書ききれないよ…
アレもコレもできたから書き込みしようとしたら、スペースが狭くて書き込めない…
なんてことがあるかもしれません。
例えば「朝起きてからの一連の行動を事細かに記録したい」となると、さずがに書けませんよね。
無意識で行動できていることや、ルーティンで完結してしまう行動などは、書く必要がないので、省きましょう。
大事なのは「自分の意志で、どんな行動したのか」という証を残すこと。
『振り返ったときに「何をしてたんだっけ?」とならないようにメモしておく』ぐらいの気持ちで取り組みましょうお。あまり真剣になりすぎると、それはそれでツラくなって続かなくなるので、ご注意ください。
REALのMEMO欄
TIMEの右隣にフリースペースの「MEMO欄」があります。
実はSync Journalは、この「MEMO欄」が振り返った時に大きな効果を発揮します。
基本的な使い方は「TIMEの記録に付随するコメントを書くこと」です。
- 特徴的な出来事やトラブル
- 忘れたくない留めておきたい情報
- その時感じたこと(感情)
- それから学んだことや反省したこと
など、記録したキーワードにから線や矢印を引っ張って詳細メモとしを残しておくと、
- 日記
- 作業日報
- ジャーナリング(自己解放や成長)
などの役目が、この1ページだけで、できちゃいます。

その日の総合的な振り返りができるので、なんでも書いておくと便利ですよ!
【まとめ】「REAL」には等身大の自分が残る
ということで「Sync Journal Prototype.ver」の「REALエリアの使い方」=「現実の記録」について解説しました。
「ありのままを記録しなさい」と言われると、恥ずかしかったり、目を背けたくなったりする気持ちになる人もいるでしょう。
しかしSync Journalの目的は、理想と現実を比べて「ギャップを可視化する」ことです。
できなかったことや、ネガティブなことを、大きく重く感じてしまうかもしれませんが、実は、理想通りにできてることも多くあるはずです。どちらも等身大の自分です。
振り返りをするときには、叶えたこと、達成できたことにも目を向けて、自分を褒めることも忘れずに。
そのためにも「ありのまま」を記録することを心がけましょう。

