Sync Journal(ProtoType.ver)では、ページ上部に「3行のフリースペース」を設けました。
この記事は「ProtoType.ver」に関する内容となります。
「フリーエリア」誕生のいきさつ
Sync Journalの主役は「2つのタイムライン」です。
なので、開発当初は「自由に文章を書けるエリア」を付けるつもりはありませんでした。
しかし、自分でデザインしたものを紙に出力して手帳として使ってみる、という実験を繰り返しているうちに、それまでの「2つのタイムライン」に固執していた考えが変わりました。
というのも、単なる時間と行動の記録だけでは振り返りを行う時の材料が少ないと感じたからです。
書いてある以外のことは、どうしても記憶に頼ることになり「思い出せない」「覚えてない」という結果で、有効な振り返りになっていませんでした。
そこで、もっと自由に情報を書き残せるようにしておいた方がいいだろう、ということで「MEMO欄」と「3行フリーエリア」を設けることにしました。

とりあえず「なんでも書ける場所」を確保した感じ
自分以外のユーザーにも親切な設計だと思ってた
私は、プライベートで5年日記をつけています。
これが書くことが好きになったきっかけなのですが、その話は、また別の記事で詳しく紹介するとして、5年日記は、1日当たりのスペースが5~6行です。書く量が少ないので、毎日続けて書くことができています。
これを参考にして『数行のフリースペースがあれば自分も「一言日記」として使える』というつもりで、販売した暁には『他のユーザーも有効的に使ってくれるだろう』という見立てでした。
ところが、自分自身が購入者として「ProtoType.ver」を使ってみると「このエリアへの書き込みがほとんどない…」という結果に。
この部分については、おそらく「書くぞ!」という意思をブレずに持ち続けていないと、ここに書き続けることは難しいだろう。という結論になりました。
自分が積極的に使っていない機能を、他のユーザーさんに「これ、いいでしょ!」と押し付けるような商品にしたくなかったので、改良ポイントにしました。
【まとめ】
ということで、Sync Journal(ProtoType.ver)の「3行フリーエリア」を紹介しました。
フリーで書き込めるエリアを作ってみたものの、実際は使いにくい機能だったので改良することになりました。
このように実際に「ProtoType.ver」を使ったことで改良点が洗い出される機会になったので、作ってみてよかったと思っています。
「Sync Journal(ProtoType.ver)」は、ネットショップで購入できる状態になっておりますが、「1M」と「3M」の正式版とは異なる点がありますので、違いをご理解のうえ、ご購入ください。
「改良ポイントをまとめた記事」や「正式版との違いをまとめた記事」など、今後公開する予定です。

